2006年09月26日
真の高性能コンパクトデジカメ「SIGMA DP1」
今、デジカメ業界で一番注目されるイベントがドイツで開かれようとしております。Photokina 2006です。ドイツ時間の9/26〜10/1まで開催されています。
で、それに合わせてカメラ関係の企業は新製品を発表します。既に恒例になっているんですが、今年は特にすごいのでは? という製品が発表されてきました。ちょっと興奮気味ですよ。
特にこれがすごい。レンズメーカーSIGMAが発表した「SIGMA DP1」です。
何がすごいのかっていうと、いわゆるコンパクトデジカメの大きさにデジタル一眼並の撮像素子(CCDに当たる部品)を搭載しているのです。
コンパクトデジカメとデジタル一眼の画質が決定的に違うのは、撮像素子の大きさが全然違うからといっても過言ではなかったのですが、「DP1」はその常識を打ち破る夢のコンパクトデジカメになり得る製品ですよ。
またわざわざ「撮像素子」という単語を使っているのはDP1が良くあるCCDではない部品を使っているからです。「FOVEON X3ダイレクトイメージセンサー」という撮像素子です。
よくあるCCDって実は「色が分からない」んです。なので、色の三原色である「赤青緑」のどれかを通すフィルタを画素の前に置いてあります。それでやっと1画素で「赤青緑」のどれか1色を認識できるようになります。
で、認識できなかった他の2色は計算によって補完しているのです。この計算結果によっては、本来あり得ない色(偽色)が出たりします。
ひるがえってFOVEON X3は1画素で赤青緑すべての色を認識できます。なのでCCDみたいな偽色は原理上出ません。なんかすごい! ちょっと分かりづらいって人はSIGMAのサイトに図解があります。見てみてください。
ただし、FOVEON X3はマイナーな技術だけに扱うのが難しいようです。というかノウハウが十分に蓄積されてないってのが正解なのかな。その昔ポラロイドがFOVEON X3を使ったコンパクトデジカメを発売したことがあります。Polaroid x530という機種です。これがひどかった。
ココはSIGMAに期待したいです。なんといってもコンパクトデジカメに一眼クラスの撮像素子を載っけて欲しいってのは、デジカメオタクの夢ですから。



